2月25日(月)、年長親子対象の『危機回避プログラム』が行われました。

4月から小学生になる年長さんは、1人で出歩くことが多くなります。そのため、不審者に出会ったらどうするのか、世田谷区 子ども・若者部 子ども育成推進課が作成した『こんなとき、どうする?』というDVDとともに、みんなで考える講座が行われました。

 

観賞後、“1年生の3つ”の約束として、

①誘われても、知らない人についていかない。

②イヤな時は、大声を出す。

③『危ない』と思ったら走って逃げる。

を園児たちと確認をし、『たすけて~』『やめて~』と大声で叫ぶ練習、そして、各クラスから代表2名による実演練習が行われました。

↑不審者につかまってしまいました!!大きな声で『たすけて~!!』

 

↑連れ去られそうなところを近くの大人が気付き、、、

 

↑無事、助かりました♬

普段は“と~ってもやさしい”副園長先生が、あの手この手で迫ってくる不審者役をしてくださいました。

ありがとうございました(^▽^)

 

そのあと、園児はクラスに戻り各クラスでも担任の先生と振り返りを、保護者はホールに残り、藤田副園長先生からお話をうかがいました。

以下、省略してありますが、お話の内容です。

幼稚園では“人を信じ、大切にしよう”という『人への信頼感』を教えておりますが、

同時に、このように『不審者を見極める』ことも教えていかなくてはいけません。

世田谷区の警察からも、よく注意するようにと指導を受けております。

・不審者の連れさりは、未然に防ぎましょう。

・車に乗せられてしまうと、窓に目隠しがされている場合もあり、大声を出しても、外の人には伝わりません。

・登校より下校時の方が気が緩みますの気を付けましょう。

・通学路の安全、こども110番の位置、公衆電話の位置を確認しましょう。

・駐車中の車の後ろからの飛び出しに注意しましょう。

・右折車・左折車があった場合は運転手の目を見て確認しましょう。

・道に広がって歩かないように、おしゃべりに夢中になって周りの音に気付かないことがないように、注意しましょう。

交通安全と含めて不審者対策を、ご家庭でもお子さんと『どうしたらいいかな』『なぜ、そうするのか』など理由とともに、お話していただきたいです。