こんにちは!給田幼稚園です。
9月18日(金)に家庭教育学級がありました。今回、コロナ禍の中、様々な配慮をしながら、年長保護者、年少保護者と2部制で行われました。
今年度のテーマは「おうちで伝える性のおはなし」NPO法人ピルコン代表 染矢明日香先生をお招きして、家庭での性教育について教えていただきました。
(NPO法人ピルコン 染矢明日香先生)
幼児期(1歳〜5歳)、児童期(6歳〜11歳)にしぼって、子どもにおうちで伝える性のおはなしのポイントを少し紹介させていただきます。
1、否定しない
性について「ダメ!」と制限したり、「まだそんなこと知らなくていい」「まちがっている」「それはおかしい」等と一方的に決めつけず、「そんな風に考えたのね」とまずは受け止めることが大切!
2、科学的に
性のことを、科学的に正確な情報をもとに、子どもが分かるやさしい言葉で話す!
3、子どもがどう考えるかを大切に
性について多様な考えや価値観があり、自分の考えや他の人の考え方を大切にすることが相互理解・尊重につながる!
4、生活の中での積み重ねが大切
性教育は「一度すれば終わり」ではなく、生活の中で様々なテーマで繰り返し行うもの。もし子どもが理解していなかったとしたら、次の伝えるチャンスとして活かし、親も一緒に学び、考えていく姿勢が大切!
性について学んだ子どもは性トラブルから身を守り、解決する力が育まれ、よりよい判断ができることが分かってきているそうです。普段の何気ない会話から少しずつ「性」について伝えていく重要さを学びました。そして、子どもにとって家庭が安全安心であること、自分の気持ちを親に伝える親子関係の大切さも感じ、とても有意義な時間を過ごすことができました。