秋空がきれいで爽やかな風が吹く土曜日の午前中、松丘幼稚園の運動会が行われました。

 

子どもたちが待ちに待った運動会。
運動会まであと1週間という頃には、

「あと◯回寝たら運動会だね!」

「かけっこでは、1番に走るよ!」

「運動会のダンス、踊ってあげるよ!」

などと、降園時は運動会の話題でいっぱいでした。


そして迎えた当日!

まず第一部は、年少さんです。

年少さんにとっては初めての運動会。

登園すると、この日の為に子どもたちが作った色とりどりの旗が園庭を彩り、運動会のムードを高めます。

入園式の時はまだ不安げだった年少さんも、すっかり頼もしくなった顔で入場行進し、いよいよ運動会スタートです。

演目はかけっことリズム。

かけっこでは全力で園庭を走り抜け、

リズムでは「ぼくらは小さな海賊だ」の曲にあわせて、

『宝島はどこだー?』『さがせ!さがせ!』『ゴ―ゴーゴー!』とかわいい掛け声とノリノリのダンスを披露してくれました♪

 

あっという間の運動会でしたが、みんな素敵だったよ😍入園から半年間の年少さんの成長ぶりが感じられる日でした。

閉会式では、みんなおうちの人から「がんばったね」と首に金メダルをかけてもらい、ピカピカのメダルとニコニコの笑顔で運動会を終えました。

 

続いて第二部は年長さん。

幼稚園の門が開門されると、園長先生に挨拶をし、全速力で園児席に走る子どもたち。
子どもたちのワクワク、ドキドキが伝わってきます。

幼稚園生活最後の運動会という事で、カメラを持つ保護者の表情も真剣です。


今年の年長児の演目は、かけっことリズム。
かけっこでは、先生に名前を呼ばれると、子どもたちは一人一人が舞台上で元気にお返事し、大好きなポーズ❣️


そして、かけっこレーンに進みます。


ヨーイ、ドン‼️

どの子もみんな、ゴールに向かって一生懸命走っていました。

いつもと違う雰囲気に緊張してしまったお友達も、先生と一緒に頑張って走ります。

ゴールした時には、園庭が温かい声援と拍手に溢れていました。


園児1人1人にそっと寄り添った、温かい雰囲気に包まれた“かけっこ”でした。


そして、運動会のメイン、“リズム”。

今年の年長児は、夏に開催されたオリンピックにちなんで、五輪の五色に分かれました。

両手には、チームカラーの旗と気に入った自作の国旗を持っての演技。

全身で音楽を感じながら、両手をしっかりのばして、のびのびと踊っていました。

退場のシーンでは、子どもたちが五色のインパルスになりきって、園庭をビューンと駆け抜けていきました。

観戦していた保護者、先生方の中には、グッと涙をこらえた方がいた程感動的なシーンでした。

 

コロナ禍での運動会、時間の制限、観戦者数の制限など、沢山の制約の中での運動会でした。
「もっとやりたかったー!」という子どもたちの声も聞こえてきました。


でも、先生方は、運動会当日まで、

コロナ禍であっても、

「どんな楽しい事が出来るかな?」

「今だからこそやれる事だってあるはず!」と、沢山のアイディアを出し合って運動会を作り上げて下さいました。

園児たちも先生方の情熱に応えるかのように運動会に向けて頑張ったことでしょう。

個性豊かで、温かい雰囲気に包まれた心に残る運動会でした。