こんにちは!中町幼稚園です。
早いもので今年も残すところあとわずか!
今年は世の中が大きく変化して、子どもたちも普段通りの生活ができずに大変な思いもしましたね。
中町幼稚園の子どもたちや先生も休園期間の遅れを取り戻すかのように毎日精力的に活動しています。
そんな中この度、12/7〜10の4日間に渡り、外部の先生をお招きして特別な催しが行われました。
イタリアで実際にレッジョ・エミリア教育を学び、アトリエリスタとして活動をされている、津田純佳(あやか)先生が子どもたちに「光と影」を使った芸術活動を実践してくださいました!
1つの教室を「アトリエ」として制作活動の場としている中町幼稚園。
いつもは明るいお部屋が、今日はなんだか薄暗い…。
それだけで子どもたちのワクワクが伝わってきます🥰
机やオープンラックには色々な素材が綺麗に並べられています。
何に使うんだろう…❓
OHPのスイッチを入れるとアトリエがふんわり明るくなります。
あやか先生がレンズの上にセロファンや画用紙を置いてみます。
「青い丸!」
「青い画用紙なのに黒いね!」
「どんぐりの影が大きく見える!」
すぐに様々な発見をしていく子どもたち。
子どもたちは興味津々。自分たちも早くやりたくてウズウズしています。
🔴OHPコーナー
🟡光のテーブルコーナー(トレース台を設置しています)
🟣懐中電灯コーナー
各コーナーを少人数グループで回って遊びます。
初めは勝手が分からず遠慮がちに遊びますが、段々と本来のパワーを発揮する子どもたち!
好奇心の赴くままに身体を動かし、指先を動かして活動します!
これは…🔴OHPコーナー
🟡光のテーブルコーナー
🟣懐中電灯コーナー
使う素材はごくごく身近な物ばかり。
(どんぐり、ペーパー芯、ペットボトル、おはじき、プラ容器、セロファン等)
でもそれが光を通すと全く別の世界に繋がって…子どもたちは大興奮です。
自分達でどんどん遊びを発展させていき、そして発見を繰り返します。
アトリエリスタのあやか先生は…
「言葉にならないもの(素材や絵)で、子どもの教育をサポートする、
またその為の環境を整えることで子どもの学びをサポートするんです。」
とおっしゃっていました。
そんな先生は、子どもたちをあたたかく見守りつつ優しく声かけをして下さっていました。
また、先生自身も沢山の写真やメモを残してこのプロジェクトを細かく記録していました。
(これもアトリエリスタの大切なお仕事とのこと。ドキュメンテーションと言います。)
終わりに、みんなでどんな遊びをしたのか、何を発見したのか発表してもらいます。
意欲的に手をあげて発表する子どもたち。
話は尽きませんが、次のクラスへ交代の時間。
名残惜しそうに先生にお礼を行って、退出です(笑)
楽しい時間はあっという間ですねー😁
今回は年少クラスと年長クラスで時間を分けて別々に活動をしました。
4日間という短い期間でしたが、遊び方や考察の仕方に学年の差が見られ、子どもの成長を感じることができました。
また子どもたちの、のびのびとした意欲的な制作活動を見ていると、こちらもクリエイティブな気持ちが大変刺激されました🤩
子どもの想像力や発想力は無限だなぁと、つくづく感じられる素敵な芸術活動となりました✨