こんにちは、松丘幼稚園です。

ある日の降園時、園庭の職員室の前に人だかりが出来ていました。近くに行ってみると「シャンシャン印の笹茶」屋さんとあります、皆さん何か飲んでいます。立て看板にはこんなことが書いてありました。

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①用務主事の保倉さんが、笹をもらってきてくれました。なんとそれは、上野動物園のパンダが食べる笹でした!

②園長はその一部(電車なので…)を持ち帰り、七夕で軒端に飾りました。(幸せ♡)

③残った笹をどうしましょう…「パンダになったつもりで、食べてみましょう!」→「むしゃむしゃ」→「うーむ……笹、です……」

④すると用務主事の中嶋さんが、「笹茶にしてはいかがですか」なんと!!その発想!→「お願いします!」

⑤笹を洗って→フライパンで炒って→乾かして→熱湯を注ぎ→しばらく置く→完成

⑥温かいお茶を試飲。シャンシャンが大好きな私(園長)には「なかなか風味があって美味しい。最後に笹の香ばしい味が広がる!」と思いました。でもそうでない人には…「葉っぱです…」

⑦冷やしてみました。今度は担任の先生たちも試飲。→「いける!!」

⑧子どもたちにも飲ませてあげたい!                 →中嶋さん、保倉さん「そうしましょう!」

ということで今日の運びとなりました。

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一生懸命試行錯誤を繰り返す、園長と職員の方々のやり取りを思い浮かべ、とてもありがたく、とてもコミカルでもあり笑みがこぼれます♪どうもありがとうございます!!

さあ、実飲!!

子ども達、「シャンシャンと同じ〜」なんて言い合いながらはしゃいで良いお顔をして飲んでいました♪なかには初めての味に不思議な表情を浮かべる子どもも、反応は様々です。

キューっとすぐに飲んでしまう子ども達に比べお家の人達は「そんじょそこらで手に入る笹じゃないよ、シャンシャンが食べる特別なセレブな笹だよ」とありがみを感じながら頂きました。「美味しい!」「爽やか♪」「後味が新潟の笹団子を思い出す」「すっきり〜」などなど上々な感想が聞こえました。蒸し蒸しした日だったので、清涼感のある味がぴったりでリフレッシュしました。

成長してから笹を見た時に、味と香りを思い出したら、お友達やお家の人とこの日共有したわくわくも蘇りそうですね♪

素敵な体験が出来ました!