こんにちは!八幡山幼稚園です。
6月17日(金)舞踊講師の石井静さんを講師としてお招きし、本年度第1回家庭教育学級を開催いたしました。
講師の石井静さんは、目黒区のリトルスターダンススタジオで講師を務め、
フラダンスやエイサー、モダンダンスなど様々な踊りを大人から子どもまで指導されています。
当日のテーマは「想像と感受性のリトミック☆踊りで自由に遊ぼう!」
石井先生はテーマについて、
「テレビやYouTubeなど、“誰かの何か”に刺激を受けてはぐくむ想像力もありますが、
子どもたちには“自分の中のもの”にも無限の想像力があります。
音や布、自分の身体を使って表現し、遊びながら踊ることで
子どもたちそれぞれの中にある感受性や想像力を育むのがリトミックです。」
とお話しくださいました。
最初は年少さんです!
石井先生は、「しーちゃん先生って呼んでね!みんなダンスは習ったことあるかな?」と
優しく声をかけて下さいます。子どもたちも、今日は特別な日だ!と嬉しそうです。
音楽に合わせて、先生と一緒に色んな動きをやってみます。
最初はすぐに動けなくても、先生を見ながら、手を出して足を出して、、
子どもたちはどんどんリラックスして、自由に動けるようになっていきます。
大きくジャンプできるかな?? ジャンプ!! もう一回、ジャーーンプ!!!!
先生の大ジャンプに、子どもたちも、まわりにいた大人たちも、わぁ!!びっくり!!先生すごい!!!
次は座って体を動かします。音楽に合わせて、お星さまを集めたり、流れ星をつかまえたり🌟
お化けのダンスや👻 ギザギザのダンス⚡
音楽や、先生の言葉から、想像力を膨らませて、自由な踊りで遊びます。
小さくなれるかな? う~んと小さくなって、、今度はうんと大きくなって、手も足もぐんぐん伸ばしてみよう!
次に、ふわふわの大きな布が登場しました。布がふうわりと舞い上がって、柔らかくひらひらと落ちてきます。
子どもたちは、これで何して遊ぶのかな!と待ちきれない様子です。
きゃーーっと楽しそうな声で、ふわふわトンネルの下をくぐり抜けたあとは、
みんなとびっきりのニコニコ笑顔です😊
ふうわり、、ふわん、、布が落っこちてきて、、しゃぼんだまの中みたい.。o○
次に石井先生は、1人1枚小さな布を配って下さいました。
子どもたちみんな、自分だけの特別な ”ふわふわ” に大喜びです。
顔にふんわりかけてみたり、ふぅーっと吹いてひらひらさせてみたり、スカーフみたいにおしゃれにまいてみたり、
ギュッとまるめておにぎり🍙にしたり、パッと開くとお花みたいだね🌺と、
子どもたちは、思いついたことをどんどんやってみます。自由な遊びがあちらこちらでたくさん生まれていました🌟
次は、年長きく組さんの番です。先生に元気いっぱい挨拶をして、さっそく体を動かしていきます😊
首を動かしてみよう! こんな動き出来るかな? ちょっと難しいけどやってみよう!
年長さんも、ジャーーーンプ!!!
先生に負けないくらいの大ジャンプです!!!!
次は座って、びゅーーんと飛んできた流れ星をキャッチ✊ あっという間に通り過ぎてしまいそうでしたが、上手につかまえることができました!
片足立ちでグラグラポーズ出来るかな?
目隠し片足立ちも、なんのその!
じゃんけんチョキ!の足は、足を前後で重ねてみよう。 ダンダン足踏みして、、じゃんけんチョキ!ジャンプ!!
教室の端から端まで、カエルになりきって飛んでみたり🐸、ふわふわの布の下をくぐってみたり、、🌈
教室中が、子どもたちの嬉しそうな声とエネルギーでいっぱいです🌺
そして最後に、年長きく組さんは、『でんでらりゅうば』(作詞:不詳 作曲:長崎県わらべうた)という、わらべ歌に合わせた創作ダンスに挑戦です!
「でんでらりゅうば、ってどんな音に聞こえるかな?」と聞くと、「ドラゴン!竜!」とみんな口々に言います。
♪でんでらりゅうが でてくるばってん♪
歌いながら、踊りを想像してみよう!
「竜ってどんなかな?」「こんな感じ!」 みんなで竜の動きを考えて、
「ばってんのポーズも入れてみようか?こんな感じがいいかな?」 手をクロスして振付に加えます。
♪でんでられんけん でーてこんけん♪
♪こんこら♪ 身体をぶるぶる振って
♪れんけん♪ 片足立ちで、おっとっと
♪こられら♪ 横にぶるぶる
♪れんけん♪ 今度は反対側に、おっとっと
♪こーーんこん♪ びよーーんと伸びてみます!
出来た~😊 いいダンスだね💗 初めから思い出しながら踊ってみよう!!
みんなで作った踊りは、特別に楽しい気持ちになりますね😊
年少さんも年長さんも、石井先生と一緒に自由に遊びながら、体をしっかり動かして、
リトミックの後は、とっても晴れやかな様子で、笑顔の花が咲いていました🌺
石井先生、素敵なリトミックを本当にありがとうございました!!
”発想の種”って、とっても特別で大切なものです、と石井先生はお話しくださいました。
「想像が広がる発想のきっかけはひとそれぞれ。そして表現の仕方も一人一人違います。
全身で踊ったり走ったりして表現する子もいれば、
お花を作ったり、物語が始まったりと、手元で表現する子もいます。
まずは、大人が『何に見える?』『鳥に見えるね!』など、発想の種を見つける手助けをしてみてください。
そして、お子様が想像の世界に入ったら、大人はその世界を邪魔せず、少しそっとしておくことも大事です。
大人に見られていると感じて、現実の世界に引き戻されてしまわないように。。
『見て見て!!』とアピールしてきてくれた時は、思いっきりその子の世界に飛び込んであげてください!
子どもたちの発想の種は何か、色々と試してみてください😊
ちょっとした発想の種が、いつかその子の何かを変えることもあります🌺」
“発想の種” とても素敵な言葉だと思いました。
100人いれば100人ともみんなそれぞれ違った発想の種を持っていることでしょう。
いつか何かのきっかけで、芽を出し、雨にも風にも負けずぐんぐん伸びて、素晴らしい花になるかもしれません。
「ぼく・わたしは、これが大好き!」 そんな、自分の大好きなものを見つけて、
自分だけの特別な愛しい気持ちが、すくすくと育っていくといいなと思います😊
大人たちは、その様子をサポートしながら、新しい芽の成長をともに喜びたいと思いました。
そして、私たち大人たちも、もしかしたら芽を出さずにずっと持ち続けている発想の種があるかもしれません。
子どもたちと、自由に遊び考えながら、”発想の種”をともに育んでいきたいですね🌱